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国民健康保険の滞納でお困りの方

調布市で国民健康保険料のお支払ができないことでお困りの方へ

1 国民健康保険料は破産をしても免責されない

 国民健康保険料を既に滞納してしまっている場合、債務整理ができないか検討する方もいるかもしれません。

 しかし、国民健康保険料は自己破産をしても免責(債務を支払わなくてよい状態になること)されず、民事再生手続においても減額されません。

 そのため、自己破産などで他の債務を整理できたとしても、国民健康保険料については後記のような方法で別途対応しなければなりません。

2 支払ができない場合の対処方法

(1)分割払いの交渉をする

 国民健康保険料を請求通りに支払うことができない場合は、役所に連絡をして分割払いに応じてもらえないかを相談しましょう。

 滞納期間がまだそれほど経っていない段階で誠意ある金額の提案をすれば、分割払いに応じてもらえる可能性は十分にあります。

(2)徴収猶予の制度

 徴収猶予とは、以下のような事由があるときに、国民健康保険料の支払いを、一定の期間猶予してもらえる制度です。

  ・震災や風水害などの災害で著しい損害を受けたとき

  ・事業や業務の休廃止によって著しい収入の減少があったとき

  ・干ばつや冷害などによる農作物の不作、不漁などにより著しい収入の減少があったとき

  ・上記に類する事情が発生したとき

(3)軽減(減額)

 前年の世帯全員の所得が一定金額以下の場合、保険料が減額される可能性があります。具体的な金額は市区町村のホームページなどで確認してください。

(4)減免

 生活に困窮していたり、生活保護を受けることになったような場合には、国民健康保険料の減免の制度があります。

 具体的な基準については市区町村によって異なりますので直接相談してみましょう。

3 放置すると差し押さえのリスクがある

 国民健康保険料を滞納したまま放置してしまうと、財産を差し押さえられてしまうリスクがあります。

 差し押さえの対象となるのは、給与(給料)や預貯金、不動産、車両、保険で解約返戻金があるものなどです。

4 他の借金についての債務整理をする

 国民健康保険料だけでなく他にも借金がある場合、他の借金について債務整理をすることも有効です。国民健康保険料自体は債務整理の対象になりませんが、他の借金の負担を軽減することで、国民健康保険料滞納分の支払に充てることができる金額が増えるためです。

 国民健康保険料だけでなく、ご自身の借入状況全体について見直してみることが、生活再建のために最も重要です。