任意整理の進め方
任意整理を弁護士に依頼した場合、以下の流れで手続きを進めます。
①弁護士に正式に依頼→受任通知の発送
弁護士に正式に任意整理を依頼すると、直ちに弁護士から貸金業者へ受任の通知書を発送します。これにより、以降の取立は一切なくなり、交渉がまとまるまでは返済もストップします。
⇓
②債務額の確定
貸金業者から受任弁護士に、取引履歴が開示されます。これをもとに、弁護士において、利息制限法の上限金利への引き直し計算を行い、残債務を確定します。この過程で、過払い金が発生しているか否かも明確になります。
⇓
③支払方法について交渉
確定した残債務について、弁護士と依頼者とで相談のうえ、月々の返済額を決め、弁護士が貸金業者と交渉します。場合によって、債務の減額交渉を行います。
⇓
④合意書の作成、支払開始
交渉がまとまると、合意書を作成し、これに基づいて返済を行うことになります。基本的に、合意成立後の利息は発生しませんので、依頼前の支払いよりは格段に負担が軽くなることが一般的です。
⇓