任意整理が適切か、破産が適切かの判断基準
任意整理自己破産借金の返済に困っているけれど、任意整理がよいのか、破産がよいのか、一般の方がご自身で判断することは困難です。
実際、ご相談にいらっしゃる方は、例えば最初の段階では任意整理をイメージされていたのが、弁護士との相談の結果、破産申立を行うことになる、あるいは反対になる、というケースは少なくありません。
では、どのような基準で、任意整理が適しているのか、破産が適しているのかを判断するのでしょうか。
弁護士との相談のなかでは、
・債務の総額
・毎月の返済状況や収入額
・生活に要する額
などをお聞きします。
それらを踏まえて、
今後の生活を再建するためには破産と任意整整理のどちらが適切かを客観的に検討していきます。
そのうえで、
ご相談者ご自身の考えや希望も伺い、最終的な選択をしていきます。
ご相談者のご希望を伺うに際しては、
破産手続きと任意整理の手続きそれぞれのメリットとデメリットをお伝えしたうえで、
じっくりとご検討いただくようにしております。
ご相談者の方によっては、
破産や任意整理について、言葉のイメージだけが先行していたり、
インターネットでたくさんの情報収集をなさってかえって混乱してしまっている方もいらっしゃいますが、
これらの点についても、弁護士として正しい情報をお伝えします。
それぞれのお悩みや心配点、疑問点についても一つ一つご説明します。
そのうえで、十分に納得をしていただき、方針を決定することになります。