自己破産のポイント
自己破産をすべきかどうか検討する際に知っておくべき主なポイントは次のとおりです。
①任意整理にすべきか、自己破産にすべきかは客観的に専門家に判断してもらいましょう。
~任意整理と自己破産のどちらを選択するか、ご本人の意向が前提となることは当然ですが、その方が経済的にやり直すためにどちらが適しているかどうかは、債務整理の経験が豊富な弁護士の客観的な意見も必要です。
②弁護士に依頼する場合、費用の総額を確認しましょう。
~自己破産を弁護士に依頼する場合の費用は、事務所によって異なります。着手金の他に報酬も発生するのかなど、トータルの費用を確認しないと、結果的に想定していた額と違っていたということもあり得ます。
正式に依頼をする前に必ず費用の総額を確認するようにしましょう。
③事情は全て正確に弁護士に伝えましょう。
~例えば、親戚からの借入だけは返したいので破産手続きから除外したり、一部の財産を隠すようなことがあると、免責許可が得られない重大な事由となり得ます。まずは全て弁護士に事情を伝えることが、免責決定を受けるにあたって最も重要なことですので、絶対に隠し事をしないようにしましょう。